永遠の星座〜Janne Da Arc復活祈願〜

Janne Da Arc(ジャンヌダルク)復活を願い、応援するブログ。もちろんソロ活動も応援。

⚫Rainy〜愛の調べ〜 / Janne Da Arc

皆様、御無沙汰しております。

気付いたら新年度も2ヶ月が過ぎてしまいました。早い早い。

 

先日、梅雨入りを発表しましたが、雨と聞くとyasuを思い浮かべてしまうのは僕だけでしょうか?

 

よく雨男と言われるという話をABCのライブMCで言っていました。

確かに参戦したライブは雨が多かった…

 

そんなエピソードとは別に、yasuが書く歌詞って結構雨が出てきます。

特にバラードには多いんですよね。

印象強いのかな?

しかし、そう思って探してみたところ、ジャンヌには少なかったんです。

そんな梅雨の時期に、貴重なジャンヌの雨歌「Rainy〜愛の調べ〜」を紹介したいと思います。

 

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Janne Da Arcの15枚目のシングル。

アルバム『ANOTHER STORY』に収録されたが、その後リカットされて発売された。

タイトルに違いはないが、様々な面で異なる。

 

アルバムver.

・約8分

・前奏と間奏が長い、オルゴールで終わる

・歌詞が「1月の雨に濡れ街を歩いた」

 

シングルver.

・約5分

・前奏がないのと間奏が短くなっている、ラストがフェードアウトする

・歌詞が「降り出した雨に濡れ街を歩いた」

 

大まかな違いはそんなところ。

アルバムver.は、コンセプトアルバムの世界観を考えた壮大なアレンジになっている。

対してシングルver.は、曲単体をシンプルにして聴きやすくしたもよう。

歌詞の違いに関しては、発売時期が違ったかららしいです。

 

ちなみに、LIVEではアルバムver.が演奏されております。

 

PVには、多部未華子(若い…)や妻夫木聡(未だに見つけられません)が出ています。

 

 

■君との…

 

yasuの綺麗な高音が映えるサビです。

サビ始まりで、最初の一文から曲の世界に入り込まれてしまいます。

 

"君との 想い出だけは 一つも 雨に流れない"

 

想い出は雨に流れない…良いフレーズだと思いました。

ちょっと臭いかな?でもメロディアスなナンバーに乗る歌詞としては凄く華がある気がして、僕は好きです。

 

アルバムver.の間奏のギターやキーボードがまた良いですよね。

あと、一旦ブレイクするところもラストの盛り上がりを強めるて、更に感動させてくれるアレンジになっていてオシャレです。

 

長いんですけど、個人的にはアルバムver.の方が好きです。

 

 

■yasuの涙

 

2005年のライブDearlにて、アンコールで演奏されました。

その時に、ラストサビ前のメロを唄う際にyasuが泣いてしまいます。

DVDに収録された副音声(メンバーによる解説)では特に深く切り込んだ話はされていませんでした。

その辺から、単純にyasuがライブの流れからバラードのナンバーで感極まってしまったんでしょうね。

あとは、解散するんじゃないかとか噂があった中でしたし、インディーズ時代の曲をやりながら当時の想いとかが蘇ってきたのでしょうか。

 

この曲に深い想い入れがあったような発言は見つけられないので、多分曲とは関係性なさそうです。

 

 

■死別か、破局

 

曲の内容は、恋人との別れなのは確かなんですが、それがどうして別れることになったのかは明記されておらず、リスナーの想像や捉え方に任された感じです。

 

ネットでは、yasuの経験談という声もあるようですが、後悔の仕方とラストの季節が変わって上を向く流れとかから、もしかしたら恋人との死別なんじゃないかな…と思いました。

 

これでもかー!ってくらい続く怒涛のサビが、昔聴いたときはクドい感じがしてあまり好きになれなかったんですけど、聴けば聴くほどシンプルなコード進行なのにアレンジがオシャレなんで最近は割と飽きずに聴いていられます。

 

ジャンヌはロックなナンバー多いので(特にシングルは)貴重なバラードです。

yasuの声をしっかり聴きたい人にオススメです。

 

⚫20+∞Century Boys / Acid Black Cherry

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ABCの5枚目のシングル。

LIVEでは、ほぼ毎回アンコールラストで歌われるメッセージソング。

 

■ABC、林保徳の思想

 

満を持しての曲紹介です。

いつブログで取り扱うか迷う曲のひとつでもありました。

というのは、曲が持つエネルギーとメッセージ性の強さ、ファンから特に愛されてる曲だということ、自分の思い入れが強いこと…そして何よりyasuが最も伝えたい想いが凝縮されているから。

 

本日紹介しようと思ったキッカケは、ブログ途中で触れたいと思います。

 

 

 

さて、ここから楽曲を紹介していこうと思います。

 

曲調としては、ロックというよりもポップな曲。だからか、割とABCやビジュアル系アーティスト(とその曲)に距離を感じがちな人たちからも支持されやすい。少なからず、僕がカラオケで唄うとウケがいいです(笑)

 

この曲が世に出たのは、シングル発売より前。遡ることABCデビュー前、シークレットライブやフリーライブで既に曲は披露されていた。

それこそ満を持してのシングル発売だったと思う。

それでも1stアルバムに収録されなかったのは、(Wikipediaによれば)コンセプトアルバムだった『BLACK LIST』のテーマにそぐわなかったからとされている。

実際にはそういった発言やらインタビュー記事は目にしたことがない。

yasuの口から聞いた確実なこととしては、せっかくアルバムを出すのに知ってる曲ばっかりだと買ってくれた人が面白くないから、だと。

 

はじめにそんな話を書いてみましたが、これは単なるウンチクではなく、それだけyasuが大事にした曲だとも捉えられるエピソードとなっています。

 

じゃなければ、毎回毎回LIVEのラストで唄わないでしょう。

 

 

yasuはMCでこんなことを言っていました。

「明けない夜はないでしょう?止まない雨はないでしょう?」

 

それこそが、彼が僕らに伝えたいメッセージなんだと思います。

 

 

 

■絶望の淵で感じた希望

 

この曲、ただのハッピーソングではありません。

「頑張れ」とか「諦めるな」とか、そんな簡単なワードは出てきません。

あくまでも、苦しい立場にいる人の苦悩や葛藤がメインで、それを汲み取って未来への希望を見い出す応援歌なんです。

当たり前ですが、頑張ってるやつに頑張れって言ったところで響かないし、つらいやつに前を向けと言っても何がわかるんだって感じにしか思われないでしょう。

名曲ってのは、事単純に見えて、ちゃんと説得力があるからこそ心に届き、記憶に残る。

yasuは、ポップで明るくてライブで飛び跳ねて楽しめる曲調の歌に、人生を歩む苦しみも歌詞に乗せてきてるのが素晴らしい。

 

 

曲の2番を終えてから間奏に入りますが、ここはじっくり歌詞を聞かせようとバックサウンドがスロウになります。

 

 

"今…僕が死んでも世界は変わりはしない

でもね…生きていく事で未来はきっと変わっていく"

 

 

何かに悩んでると、どうしても自分を責め立ててしまいます。時間が経って、ふっと冷静に自分を俯瞰してみると、自分自身が周りからはちっぽけなものとして映っていると捉えてしまって、存在意義を見失ってしまいます。

 

それでも、存在し続けることがいずれ自分の存在意義になっていくんだと。

 

決して、前向きに考えろ、というわけではなく、現実を変える力はなくても歩みを止めないということがいつか大きな意味となっていく可能性があることを教えています。

 

この部分が曲の肝になっています。

それと、もうひとつある肝はというと…

曲のラスト

 

"夢を持たない事より

夢のために泣いて傷つく方がイイって…そう思うんだよ"

 

というところ。

 

自分が傷つかないために本当にしたいことを諦めるより、つらい想いをしてもいいから正直な気持ちを隠さず自分を貫き通せ。

そういった内容と解釈しました。

 

 

 

深読みをすると…yasuもそう想ったんじゃないでしょうか?

 

ジャンヌが歩みを止めた今、それでもソロで音楽を続けていくと決めたこと。

もっと深く深く考えると、ジャンヌを解散させないこと…活動再開への希望を表してるんじゃないかと。

 

 

あくまでも憶測です。

 

 

ただ、本人の体験を元にしたものでなければ、こんなに完璧なストーリーは書けないと思います(笑)

 

 

だから、LIVEラストサビの後に「わかるか?!」って叫ぶんじゃないのかな?

 

 

僕から見たこの曲は、ABCのyasuが作った曲ではなく、ジャンヌのyasuが作った曲でもなく、林保徳というアーティストが自分と向き合って作った曲だと思っています。

 

 

先程触れた僕の憶測…ジャンヌ復活への希望の歌だとすれば、ジャンヌ現メンバーで活動を開始してから22年目の本日に曲紹介する意味があったな、といつか思えることでしょう。

 

これが、はじめに書かせて頂いた、本日曲紹介をする意図についてでした。

 

 

 

■僕の未来を救ってくれた曲

 

最後に、個人的なストーリーを書かせて下さい。

 

「20+∞Century Boys」は、僕の未来を救ってくれた曲です。

 

僕は仕事でのある出来事をキッカケに心身を病み、働くことは愚か食べることや寝ることといった生活を送るすべてのことが出来なくなってしまいました。

 

思春期を通り過ぎたひとりの大人が、生きてる意味を考えるなんて、本当にメンタルヘルス他ならず。

 

これ以上は頑張れない、というか何を頑張ればいいのかわからない…とにかく楽になりたい、もう生きていけない、生きる希望が見い出せない…

ヤミは増すばかりで、ついには唯一の支えだった恋人からも見放されていくわけです。

 

あれほどまで落ちたって、今冷静に考えても、これからも二度とないだろうなって思うくらい、ダメージがデカかった。

 

 

そんなとき、ABCはツアー真っ只中。

チケットは取れてるけど行く気が起きない。

 

それまで、飯食うにしても寝るにしても買い物するにしても、何するにもABCを考えて生きていた。

金とか時間とか健康だとか全て投げ打ってでもLIVEに行っていた。

それが嘘だったと思えるほど、ABCやyasuやLIVEへの情熱が消えた。

 

 

トイレに行く、起き上がる、それさえも1時間2時間かけてようやくやっていたのに、電車に乗って人ゴミの中で移動して、さらに人ゴミのLIVEに行くなんて…無理。

 

 

それでも、行ったわけですよ(笑)

 

なんでかな…それだけは未だにわからんのだよ。

 

習慣?惰性?チケット取れたんだからという意地?貧乏性?

 

ただ、行く前から、どこか淡い期待をしていたのは確かです。

 

yasuの歌声とABCの曲を聴けば、治るんじゃないか?って…

 

 

それまで、数週間はABCだけじゃなく、全ての音楽を聴けなかった。

テレビも見れなかった。

 

 

そんな中で行ったLIVE。

必死に看病して支えてくれた彼女(今の妻)と行きました。

 

 

ああ、楽しい…やっぱりABCは最高だ…

 

けど…

 

どうしても…無理なんだよ。もう、頑張れない。

 

いっそLIVEが終わったら死んで楽になろう。

 

 

 

そう思っていました。

 

 

が、アンコールラストに、この曲を聴いたんです。

 

 

そうしたら、自然と涙が流れてきてね。

 

 

それまで、どんなにつらくても涙が出なかったんだけどね、何故か。

 

 

泣けたのは、感情が爆発したのか?いや救われたんだなと。

 

 

それと、更なる想い出が重なりました。

 

 

思い出しました、約1年前にShangri-laツアーファイナルの宮城で聴いた「20+∞Cherry Boys」を。

 

 

…あんとき、yasuに会えなくなる淋しさとツアーが終わる淋しさとで泣いたっけな。

 

…しばらく会えなくなるから淋しいなって思っていたらa-nationに出てくれたっけな。

 

…ああ、また僕はyasuに救われたんだ。

 

 

そう思いました。

 

 

そして、僕はそのときから頑張るのを止めました。

 

考えるのを止めました。

 

 

もう何だっていい。

別に自暴自棄じゃないよ。

とにかく生きていれば未来はあるから。

先のことじゃなく、目先のことじゃなく、今をこうして生きているだけでいつかは…

 

そう考えました。

 

 

そして、結果…

 

職場復帰出来ました!

 

奇跡です。

 

 

 

 

諦めることなく、生きていけさえすればなんとかなる。

そう思い、今なお生きています(笑)

 

 

あのとき、この曲と巡り会えなかったら?

LIVEに行っていなかったら?

 

多分、今の自分はいないでしょう。

 

 

yasuは命の恩人です。

 

彼の想いを次なる世代にも語り継がなければなりません。

 

 

僕にとって、この曲はそんな曲でした。

 

 

⚫suicide note / Janne Da Arc

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アルバム『ANOTHER STORY』収録曲。

 

テーマは"いじめ"のソングです。

 

 

■曲紹介の前に御挨拶

 

みなさん、新年度に入りいかがお過ごしでしょうか?

 

前回は「桜」「振り向けば…」という曲を紹介し、卒業・旅立ちを祝った気分でいました。

 

今回は、新たな環境に身を置くこととなる方々へのメッセージになる曲を紹介したいと考え、様々な曲を吟味してみました。

 

「suicide note」という曲は、学校生活で誰しもが必ず経験したり目にしてきてきたイジメをテーマとした曲です。

 

"ダメ、絶対!"なんて言葉が一昔前に流行りました(流行ったと自分では思っています(笑))が、イジメってのはそう簡単には解決出来ない問題ですよね。

 

そもそも簡単に解決出来ているのなら大きな問題にはなりませんが…

 

イジメについて…教育者や被害者、または加害者ら、様々な方面の方の三者三様な意見があって、答えが導き出しにくいのが一番の問題となっています。

 

そもそも、イジメって何だ?

 

組織絡みに起こる不条理な出来事=イジメ

 

そう考えれば、大人になって学校生活から離れて社会に出た今でさえ無くならない問題だと思います。

 

多分、一生周囲にはびこる問題なんだと理解しています。

 

価値観が違う人間の集団で生活を送れば、権利者が生まれ、多層心理が少数派を抑え込む仕組みが出来上がってしまうような…

 

そこで諦めてしまったら意味がありませんが、要は考え方次第で抜け道はあるということを教える人(助ける人)がいないといけないんだと。そこが大事なことだと、勝手ながら考えています。

 

 

長くなりましたが、ここからは曲からJanne Da Arcとしての"イジメ"に対するメッセージを読み取って頂きたいなと思います。

 

 

■孤独、周りは全て敵…?

 

タイトル「suicide note」の意味は、"遺書"

 

曲の全貌は、主人公に対する痛々しい程のイジメの内容の説得と、そこで主人公が感じる想いについて。

 

具体的な内容を挙げていきます。

 

・何も知らない先生「差別しちゃダメよ。」

・無意味な暴力 日毎見事にエスカレート

・「アイツが要らないと思う人は、この指止まれ!」

・世界中に 僕の居場所はないの?

 

→この時点で、先生はイジメを把握してないし、周りは全てイジめてくる加害者で助けてくれるような人はいないし、主人公は孤独に戦ってる。

 

・届かない 力無い 僕の声を 誰か少し聞いて

・泣き叫んでも知らんぷり うるさい静寂の中で

・いつもの会話 わからなくていいから僕に聞かせて

 

→主人公は気弱?病弱?物静かなタイプ。シカトされるのがツラい。仲間に入りたい。

 

・みんな笑った 好きな子の前で脱がされ

・教室に入れば 机に花 飾られてた

・腕をガラスの欠片で刺して 確かめてみた 血の色は同じだよ?やめて仲間外れ

 

→自分もみんなと同じ人間なんだよ、と言いたくなるまで追い詰められてる。

 

・たまらない えげつない 拷問部屋? ここはどこ?解らない

・助け呼んでも無視され みんなの声に掻き消され

・イタイのはヤダ、、悪いこともするから 仲間に入れて

・支配?家来?無害?バカにされ 悪いのはみんな?それとも僕?

 

→学校(教室)が拷問部屋と化している。シカトされる。悪いことしてでも仲間に入れて欲しい。悪いのってみんなじゃなくて本当は自分なんじゃないかとすら思えてくる。

 

 

ここまでだと、生々しいイジメに耐える主人公と、善悪がどうとかのレベルではなく、とにかく現状から助かりたい、楽になりたいという気持ちがひしひしと伝わってきます。

 

 

肝となるのはラストでしょう。

 

・ダサい?自害?しない!閉ざさずに 変わりたいのなら殻を破れ!

 

ここの解釈をどう取るかでしょう。

 

タイトルのsuicide note=遺書と、これまでの流れを踏まえると、自殺して楽になるという道筋が予想出来ませんか?

 

しかし、ラストは自殺なんかしないで、勇気を振り絞り、一歩前進する決心が描かれています。

やはり、最後はこうでなくちゃ!

そう思った人が大多数だと思います。

 

ただ、考え方を変えるとこんな解釈も出来ます。

 

作詞者が主人公(あるいはこのような経験をして同じように悩んでいる人)に対してメッセージを送っているのではないか?

 

というのも"殻を破る"ではなく"殻を破れ"と命令口調だから。

 

三者から主人公が言われている(主人公へ第三者が言っている)んじゃないでしょうか?

 

もっと深く考えてみましょうか。

 

実は、最後の言葉である"ダサい?自害?〜殻を破れ"までは、これまでイジメで自殺していった多くの人から主人公へのメッセージじゃないのか…

 

だから、タイトルはsuicide noteなんじゃないかな?

 

 

■親になって思うこと

 

この曲と出会ったのは、まさに曲のストーリーのような出来事が起こりそうな(ここまでエスカレートしたことはありませんでしたが…)クラスにいた頃だったと思います。

 

ハッキリとイジめられた経験はありませんが、多少なりとも意地悪はされました。

 

もちろん、恥ずかしながら逆の立場…つまりはイジめる側になったこともあります。

 

大小ありますが、被害者からしたら加害者の考える被害の大きさと比較出来ないくらいのダメージを負うものです。

 

しかし、大多数の意見だったり、自分の中での善悪以上の何かが勝ってしまってイジメは起きていました。

 

言い訳をしようと思えば、星の数ほど言い訳できちゃえますよ。

 

今思えば、なんてろくでもないことしてたんだろうと悔やまれる過去であり、取り返しのつかないことをしてきた自責の念に襲われたり…

 

 

大人になっても、悲しいことにイジメはありますよ。

組織は強い。個人は弱い。もっと複雑。

 

当たり前だけど、何かしら強い・弱いがあって、それが財力・権力・年功序列・世間体・功利主義・民主主義…

 

僕らは、たくさんの力の波の中で生き抜く術を身につけなければなりません。

もしかしたら、不条理な社会に出る前に、学校という集団教育の中に見えないカリキュラムとして組み込まれていて、僕らは知らない内に学び取っているのかもしれませんね。

 

大人になってから、そんな社会をどうにか変えなきゃいけないのかな?と考えることもありましたが…

親となった今思うことは、自分の子どもが自分の問題を自分の力で切り抜く力を身につけさせてやることが重要だ。そういう風に変わりましたね。

 

僕自身が現実の複雑さを経験してきたのがデカいんですけど…

全てを解決することは出来ないから。

いつか巣立つ我が子が、親を必要としないくらい育っていくのが一番の理想でしょう。

その手助けをしてやれたらいいな、と。

 

それは我が子にだけじゃなく。親という立場だけじゃなく。

教師、上司、地域の大人…

たくさんの権利者が上から目線ではなく、下の目線に立って物事を考え、サポートしてやらないといけない。それが一人、二人…と増えたら、環境が変わり、仕組みが変わり、組織が変わり、社会が変わる…そうあって欲しいという願望です。

 

 

イジめられた経験をした人は何かしら傷を背負って生きていますが、それをトラウマにするのも糧とするにも、最後は自分の殻を破れるかだと思っています。

 

つたない文章で乱雑に書き綴った曲紹介のブログではありますが、一人でも多くの人が共感して救われてくれたら幸いです。

 

⚫桜 / Janne Da Arc

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ジャンヌのメジャーデビューアルバム『D.N.A』に収録されたバラード

 

春の旅立ち、恋人との別れを、桜の散る風景と共に描いた切ないナンバー。

 

初期作品のアルバム曲ながら、ファンが選ぶ好きな曲としてよく挙がる印象があります。

 

 

▪️疾走感あるバラード

 

キーボード始まり、ギターの音色が心地よいイントロが印象的な曲だと思います。

 

デビュー間もないバンドの初々しさと、それまでの道程を考えさせる雰囲気が出ていますね。

 

yasuの力強い歌声がメロディによく乗っていて聞いていて気持ちがいい。

 

 

歌詞はyasuが書いていますが、内容は曲を作ったka-yu本人の実話のようです。

 

春ソング(桜ソング)と言えば、自分にとってはこの曲が真っ先に浮かびます。

 

 

ラストのサビ続きがカラオケ泣かせではありますが、それがLIVEで感動をどかんと持って行ってくれます!

 

 

曲のテイストは、どこか和風な感じがします。

 

 

 

 

暖かくなってきた春に、桜が舞い散る景色を見て、昔の恋人(との別れ)を思い出している主人公の気持ち、誰しもわかるんじゃないでしょうか?

 

 

歌詞だけ見ると、過去にとらわれてるわけではなくて、既に前進しているけど過去の想い出がふっと蘇ってきた状況を唄っているんだと思います。

 

だから、単純に切ないって想いだけではなく、気持ち良く前向きに考えていける曲だと思いますね。

 

 

2005年のLIVE Dearlyでの演奏が一番好きです。

 

カラオケ(DAM)でも映像配信があるのでよく使います。

 

こんだけの名作をアルバム曲として出したのが勿体無いと感じる一方、アルバム曲だからこそ隠れた名作となったのか、そこはわかりませんが、どちらにしてもかなり完成度高い曲だということ。

 

 

この曲こそ、活動再開されたときに聴きたい曲です!

 

⚫君がいるから / Acid Black Cherry

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ABCの0thシングル「君がいるから」

 

Secretツアーから、ゲリラライブを行った際に初めて披露され、ジャンヌの活動が止まってからの時間、待ってくれていたファンを想って作られた楽曲。

 

BLACK LISTツアー千秋楽でも披露されたが、当時はまだタイトルが決まっていなかった。

 

恵比寿LIQUIDROOMで行われた「眠り姫」購入者限定ライブでもラストで歌われた。

 

喉の手術後初のライブだったRe:birthツアーでは、yasuそしてABCの復活という意味合いで重要な曲となった。

 

4周年記念として、楽曲の無料配信が行われ、ここで初めて音源化されたのでしたね。

 

続く、2012ツアーでは全公演で披露。

 

ツアーとしては、Shangri-laツアーでのリクエストが今のところ最後の演奏ということになっています。

 

※FCイベント、グアム旅行でも演奏されています。

 

 

CD化としては、2012ツアー日本武道館公演のライブCDのみ。

 

ライブ演奏としては、一応2012でツアー通して演奏されましたが、それでもなかなか貴重な曲でしょうね。

 

 

▪️ABCアコースティック

 

ABCは、昔はよくライブでアコースティックをやっていました。 

 

理由としては、初めって曲数が少ないから、とyasuが言っていましたが、今となっては貴重なアレンジが多かったので良い時間だったな〜と思います。

 

本来の曲をアコースティックにアレンジした以外だと、この「君がいるから」が唯一のオリジナルでアコースティックの曲です。

 

 

シンプルなコード進行に、ストレートな歌詞。

 

これをyasuが唄うからこそ、キラリと光る良さがある。

 

 

サビはまさにyasuの高音が綺麗でたまらない。

 

 

これを初めて聴いたのは、2012のライブDVDでした。

 

当時そこまでABCのこと知らなかったので、凄い良い曲だなってなって色々調べちゃいましたが、過去アルバム・シングルにはなっていなくて…ダウンロード限定でしかも無料とか、曲のインパクト以上に驚きました。

 

 

歌詞も素敵。

 

ファン想いのyasuらしい、優しさと男気に満ちた内容で、心奪われさたね。

 

 

しかしながら、その後からライブに度々足を運んでも一度なりとも聴くことができなかったので、本気で感動しちゃいました。

 

 

特に、Re:birthツアーのときは、ほんとに感動しちゃいましたね。

 

 

⚫振り向けば… / Janne Da Arc

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卒業シーズンということで、こちらの曲を紹介します。

 

Janne Da Arcの25枚目のシングルで、「Destination」と両A面シングルとして発売された。

 

前々作の「月光花」のヒットに続き、前作「ダイヤモンドヴァージン」も売れ行きが良かった。その流れに乗り、オリコン最高位2位と躍進。

 

自身の出身校(枚方西高等学校)をモチーフにしたメンバー出演の映画『HIRAKATA』の主題歌にもなった。

 

 

▪️卒業ソングの代表

 

季節感が出る風景画的な作品は、これまでも何曲か出していたが、卒業ソングというドンピシャのテーマ曲としては初めての試みであった。

 

ka-yuの曲に、yasuが作詞した。

 

至ってシンプルな曲構成ではあるものの、逆に王道を攻めて売れたため自信作となったことでしょうね。

 

相変わらずka-yuは、素敵な曲を作りますよね。情景が浮かび上がります。

 

発売されたのは2016年2月8日。

僕はちょうど中学校を卒業する時期でした。

この曲を聴くと、当時の切ない気持ちも楽しかった出来事も、たくさん思い出してきます。

 

そういう意味で、確実に自分の中で重要な曲となっています。

 

 

肝となる歌詞は、やはりサビでしょうね。

 

"桜舞い散る今日の 二人流した涙は

君が大人になる度 大事な物になるから"

 

青春時代に流した涙(悲し涙、嬉し涙、悔し涙…)は、色褪せることなく、今の自分にとって大切な思い出になっている。

 

"窓に映る景色は 時と共に変わるけど

君の心に映る景色は 変わりはしないよ"

 

時代の流れと共に当時の風景は変わっていくものだけど、心の中にある思い出は決して変わることなく残っている。

 

つまり、青春の思い出こそが今の糧になるよってこと。

 

 

 

先に触れましたが、曲の構成は王道でシンプルなものとなっています。

 

表題の"振り向けば〜"から曲が始まりますが、ラストサビで一旦フェードアウトしてから、ギターのみをバックに再び最初の歌詞"振り向けば君がいて また何気なく…"で曲は終わります

 

懐かしくも切なく回想している姿が伝わってきます。

 

 

切ないけど、凄く心に残る温かい雰囲気の曲に感じます。

 

カラオケで今時期に歌うと、知ってる人も知らない人も盛り上がれる曲なのではないかな?

 

⚫湖 / Janne Da Arc

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24枚目のシングル「ダイヤモンドヴァージン」のカップリング曲。

 

ジャンヌ最大のヒット作となった「月光花」に続いてリリースされたロックナンバーだった「ダイヤモンドヴァージン」は、ノンタイアップながら前作に次ぐヒットとなった。

 

カップリング曲としては初めてのバラード曲であり、かつyasuの作詞・作曲としても初めての作品である。

 

これまでアルバムには未収録の曲であるため、知名度はかなり低いと思う。

 

ジャンヌ好きな人からもあまり会話に出てこない曲。

 

僕もタイトルしか知らず(カラオケでジャンヌを選択すると出てくるので知っていました)、とあるスマホアプリで曲を聴くようになってから初めて知りました。

 

何でこんなに良い曲を今更ながら知ったのかガッカリしたってより、今になって知らなかったジャンヌを知れた感動が大きかったのが素直な感想です。

 

 

 

▪️大切な人を失ってから改めて気付かされた存在の大きさ

 

タイトルからはあまり連想できない内容ですので、まずは聴いて欲しいというのが本音。

 

キーボードで綺麗な旋律を奏でて、yasuの透き通る声に癒される1番。

 

バンドで盛り上がってくる伴奏、そこから叙情的な歌詞の世界が広がってきます。

 

 

これまでの曲と比較すると「GAIA」とか「in the story」のような、世界観を作れてる完成度の高い曲に思えます。

 

ミュージカルで挿入歌になりそうな曲と言うべきか。

 

 

 

歌詞の内容は、失恋というよりは死別という捉え方が正しそう。

 

愛する人を失い、失意から立ち直る考え方を与えてくれます。

 

 

波紋のように想い出が広がる、なんて素敵なフレーズを思いつくの、才能あるんだって感じます。

 

 

歌詞の中でこんなことが出てきます。

 

 

"人を愛するという事は 別れた時、なくした時に

どれだけそこで"ありがとう"と 感じるかどうかだと思う"

 

 

ジャンヌ史上、名歌詞でしょう。

 

 

 

明日、仕事が終わったら、亡くなった祖父に会いに行きます。

 

葬儀の準備をしながら、祖父との思い出がたくさん溢れてくると思います。

 

多分、悲しくてつらい気持ちになると思います。

 

でも、それだけ"ありがとう"って言える関わりだったんだなって気づくんだろう。

 

今の僕の心情を代弁してくれる曲です。