⚫振り向けば… / Janne Da Arc
卒業シーズンということで、こちらの曲を紹介します。
Janne Da Arcの25枚目のシングルで、「Destination」と両A面シングルとして発売された。
前々作の「月光花」のヒットに続き、前作「ダイヤモンドヴァージン」も売れ行きが良かった。その流れに乗り、オリコン最高位2位と躍進。
自身の出身校(枚方西高等学校)をモチーフにしたメンバー出演の映画『HIRAKATA』の主題歌にもなった。
▪️卒業ソングの代表
季節感が出る風景画的な作品は、これまでも何曲か出していたが、卒業ソングというドンピシャのテーマ曲としては初めての試みであった。
ka-yuの曲に、yasuが作詞した。
至ってシンプルな曲構成ではあるものの、逆に王道を攻めて売れたため自信作となったことでしょうね。
相変わらずka-yuは、素敵な曲を作りますよね。情景が浮かび上がります。
発売されたのは2016年2月8日。
僕はちょうど中学校を卒業する時期でした。
この曲を聴くと、当時の切ない気持ちも楽しかった出来事も、たくさん思い出してきます。
そういう意味で、確実に自分の中で重要な曲となっています。
肝となる歌詞は、やはりサビでしょうね。
"桜舞い散る今日の 二人流した涙は
君が大人になる度 大事な物になるから"
青春時代に流した涙(悲し涙、嬉し涙、悔し涙…)は、色褪せることなく、今の自分にとって大切な思い出になっている。
"窓に映る景色は 時と共に変わるけど
君の心に映る景色は 変わりはしないよ"
時代の流れと共に当時の風景は変わっていくものだけど、心の中にある思い出は決して変わることなく残っている。
つまり、青春の思い出こそが今の糧になるよってこと。
先に触れましたが、曲の構成は王道でシンプルなものとなっています。
表題の"振り向けば〜"から曲が始まりますが、ラストサビで一旦フェードアウトしてから、ギターのみをバックに再び最初の歌詞"振り向けば君がいて また何気なく…"で曲は終わります
懐かしくも切なく回想している姿が伝わってきます。
切ないけど、凄く心に残る温かい雰囲気の曲に感じます。
カラオケで今時期に歌うと、知ってる人も知らない人も盛り上がれる曲なのではないかな?