⚫Rainy〜愛の調べ〜 / Janne Da Arc
皆様、御無沙汰しております。
気付いたら新年度も2ヶ月が過ぎてしまいました。早い早い。
先日、梅雨入りを発表しましたが、雨と聞くとyasuを思い浮かべてしまうのは僕だけでしょうか?
よく雨男と言われるという話をABCのライブMCで言っていました。
確かに参戦したライブは雨が多かった…
そんなエピソードとは別に、yasuが書く歌詞って結構雨が出てきます。
特にバラードには多いんですよね。
印象強いのかな?
しかし、そう思って探してみたところ、ジャンヌには少なかったんです。
そんな梅雨の時期に、貴重なジャンヌの雨歌「Rainy〜愛の調べ〜」を紹介したいと思います。
Janne Da Arcの15枚目のシングル。
アルバム『ANOTHER STORY』に収録されたが、その後リカットされて発売された。
タイトルに違いはないが、様々な面で異なる。
アルバムver.
・約8分
・前奏と間奏が長い、オルゴールで終わる
・歌詞が「1月の雨に濡れ街を歩いた」
シングルver.
・約5分
・前奏がないのと間奏が短くなっている、ラストがフェードアウトする
・歌詞が「降り出した雨に濡れ街を歩いた」
大まかな違いはそんなところ。
アルバムver.は、コンセプトアルバムの世界観を考えた壮大なアレンジになっている。
対してシングルver.は、曲単体をシンプルにして聴きやすくしたもよう。
歌詞の違いに関しては、発売時期が違ったかららしいです。
ちなみに、LIVEではアルバムver.が演奏されております。
PVには、多部未華子(若い…)や妻夫木聡(未だに見つけられません)が出ています。
■君との…
yasuの綺麗な高音が映えるサビです。
サビ始まりで、最初の一文から曲の世界に入り込まれてしまいます。
"君との 想い出だけは 一つも 雨に流れない"
想い出は雨に流れない…良いフレーズだと思いました。
ちょっと臭いかな?でもメロディアスなナンバーに乗る歌詞としては凄く華がある気がして、僕は好きです。
アルバムver.の間奏のギターやキーボードがまた良いですよね。
あと、一旦ブレイクするところもラストの盛り上がりを強めるて、更に感動させてくれるアレンジになっていてオシャレです。
長いんですけど、個人的にはアルバムver.の方が好きです。
■yasuの涙
2005年のライブDearlにて、アンコールで演奏されました。
その時に、ラストサビ前のメロを唄う際にyasuが泣いてしまいます。
DVDに収録された副音声(メンバーによる解説)では特に深く切り込んだ話はされていませんでした。
その辺から、単純にyasuがライブの流れからバラードのナンバーで感極まってしまったんでしょうね。
あとは、解散するんじゃないかとか噂があった中でしたし、インディーズ時代の曲をやりながら当時の想いとかが蘇ってきたのでしょうか。
この曲に深い想い入れがあったような発言は見つけられないので、多分曲とは関係性なさそうです。
■死別か、破局か
曲の内容は、恋人との別れなのは確かなんですが、それがどうして別れることになったのかは明記されておらず、リスナーの想像や捉え方に任された感じです。
ネットでは、yasuの経験談という声もあるようですが、後悔の仕方とラストの季節が変わって上を向く流れとかから、もしかしたら恋人との死別なんじゃないかな…と思いました。
これでもかー!ってくらい続く怒涛のサビが、昔聴いたときはクドい感じがしてあまり好きになれなかったんですけど、聴けば聴くほどシンプルなコード進行なのにアレンジがオシャレなんで最近は割と飽きずに聴いていられます。
ジャンヌはロックなナンバー多いので(特にシングルは)貴重なバラードです。
yasuの声をしっかり聴きたい人にオススメです。