⚫桜 / Janne Da Arc
ジャンヌのメジャーデビューアルバム『D.N.A』に収録されたバラード。
春の旅立ち、恋人との別れを、桜の散る風景と共に描いた切ないナンバー。
初期作品のアルバム曲ながら、ファンが選ぶ好きな曲としてよく挙がる印象があります。
▪️疾走感あるバラード
キーボード始まり、ギターの音色が心地よいイントロが印象的な曲だと思います。
デビュー間もないバンドの初々しさと、それまでの道程を考えさせる雰囲気が出ていますね。
yasuの力強い歌声がメロディによく乗っていて聞いていて気持ちがいい。
歌詞はyasuが書いていますが、内容は曲を作ったka-yu本人の実話のようです。
春ソング(桜ソング)と言えば、自分にとってはこの曲が真っ先に浮かびます。
ラストのサビ続きがカラオケ泣かせではありますが、それがLIVEで感動をどかんと持って行ってくれます!
曲のテイストは、どこか和風な感じがします。
暖かくなってきた春に、桜が舞い散る景色を見て、昔の恋人(との別れ)を思い出している主人公の気持ち、誰しもわかるんじゃないでしょうか?
歌詞だけ見ると、過去にとらわれてるわけではなくて、既に前進しているけど過去の想い出がふっと蘇ってきた状況を唄っているんだと思います。
だから、単純に切ないって想いだけではなく、気持ち良く前向きに考えていける曲だと思いますね。
2005年のLIVE Dearlyでの演奏が一番好きです。
カラオケ(DAM)でも映像配信があるのでよく使います。
こんだけの名作をアルバム曲として出したのが勿体無いと感じる一方、アルバム曲だからこそ隠れた名作となったのか、そこはわかりませんが、どちらにしてもかなり完成度高い曲だということ。
この曲こそ、活動再開されたときに聴きたい曲です!