⚫イエス / Acid Black Cherry
シングル5ヶ月連続リリースの最後に発売されたバラード。
2011,2012年あたりは、ABCと言えば「イエス」みたいな風潮がありましたね。
ジャンヌファンからしてみたら、まさに「月光花」のような存在に捉えられたのかも。
a-nationでも唄うし、その後のライブでもちょくちょく唄うから、やっぱりABCの顔として売り出せた曲であり、今後も人気な一曲となるんだろうね。
USENでも1位取ったくらいだから、『2012』をオリコン1位にできたのもこの曲あってのことでしょう!素晴らしい!
▪️王道バラードがyasuにはお似合い?
上記したように「イエス」を「月光花」と比較する輩からしてみたら、単なるラブバラードに過ぎないのかも。
けど、やっぱりyasuが作るバラードは抜きん出た才能を感じるし、曲終盤の盛り上がりがでかいから感動するし、最高に良い曲だと思う。
ピアノ+ギターの旋律が凄くマッチしたメロディーで、そこにロマンチックなストーリー展開の歌詞が乗っかってるから、間違いなく良曲と言える。
yasuのライティングも良し、ギターHIROのソロも良し。
ストーリーは、単純。
別れたカップルが、相手の存在の大きさに気づき、復縁して結ばれるというもの。
タイトルの「イエス」とは、結婚式で誓いの言葉を述べるものであり、かつ裏コンセプトにはキリストがいるんじゃないかと匂わせている。
過去作品からこだわり続けているMVも必見です。
yasuが死神に扮し、生死をさ迷う少女を現世に戻してあげる役目を担っている。
よく出来たMVだよね!
yasuの髪型や服装、ついつい真似したくなっちゃう、それ程カッコイイ仕上がりです。
褒め倒したこの曲ですが、ライブとCD収録だとラストサビの唄い方が少し変わっています。
個人的にはCD音源通りが好きです。
確か、初めて披露したのがAcid Black Christmasのときで、それが唯一CD通りの唄い方してたと思います。
そう思うと貴重ですね。
▪️エピソード プロポーズ
ファンの中では、超がつくほど有名なエピソードをここでご紹介したいと思います。
『2012』のアルバムツアーで、確か三重での公演のときでしたか。
「イエス」の途中で観客の男性がプロポーズしたんですよね。
(そのときの映像が、確か『2012』ライブDVDに収録されていたんじゃないかな)
千秋楽の日本武道館公演のMCでも、そのときのことをyasu自ら触れています。
別にyasuは、プロポーズに使ってもらうために曲を作ったわけじゃないとどこかで話していましたが、そういう風な形でABCが携われたのは嬉しいと言っていました。
人生を振り返ったとき、思い出の1ページがABCの曲で彩られるなんて、最高の出来事だな〜って感じるんですよね。
▪️エピソード 番外編
余談ですが、僕にもこの曲は特別なものになっていて、その出来事を紹介しますね。
以前、結婚式でABCの曲を使わせて頂いたとブログに書きましたが(Mother参照)、「イエス」も勿論活躍しました!
披露宴の入場が「Mother」で、お色直しからの再入場のときに「イエス」を起用しました。
これが、我ながら盛り上がったと未だに感じています。
静かなピアノ伴奏から、yasuのソロが始まり、バックバンドの演奏が盛り上げる感じが再入場にもってこいでした。
披露宴でのエピソードはこれでおしまいなのですが、実は「イエス」の思い出には続きがありまして…
その後、仲間内でBBQをする機会があり、友人らがサプライズで僕ら夫婦にプレゼントをくれたんです。
そのときに、粋なことをしてくれましたよ。
「イエス」を流してくれたんです!
最初は、どこからか曲が流れてきて、「あれ?なんで山奥のキャンプ場でABCが?好きな人でもいるのかな?」なんて思いましたが、数秒後にサプライズだと知りビックリ(笑)
最高に嬉しい思い出です。
こんな風に、自分の人生のどこかでABCが盛り上げてくれるのは大変素敵なことだと感じております。
自分にとって、ターニングポイントとなるところで流れ出すメロディーは「イエス」でした。
必然的に、妻との出会いだとか、結婚式だとか、友人のサプライズだとか、「イエス」を聴くと思い出して心が暖かくなりますよ。
僕の願望ではありますが、いくら飽きられようとも、「イエス」は唄い続けて欲しい曲です。
▪️ちなみに…
ABC恒例の お茶漬けソング なるものの1つとなってます。
ここでのネタバレは避けますが、とある曲の一部分が曲の中に入っています。
ただし、シングルでは入っていません。『2012』収録の「イエス」のみですので、確認する場合は注意して下さいね。